旅先での梅の匂い、元に戻れば雪虫のような雪の頬撫で/晴天

仙台の雪は雪虫みたいな雪が多いなあと思います。地元ではあまり見なかった雪の降り方です。

人付き合いを沢山していくといつの間にか知らない人と話して仲良くなれなくて、たまにふらっと仲良くなる人がいたりして…まぁ、仲良くだとか人並みにというのが苦手な自分にも慣れていく。これはまた別の話かもしれないけど、昔はドキドキしてろくに会話もできなかった好きだった人とも普通にメールなんて出来てしまう。今は別に好きな人がいるからというのも勿論あるのだろうけれど。
で、そうやって人に慣れていくと「ここではこれくらい手を抜いたって別に相手は傷ついたりしないだろう」という感情が芽生えてきた。この前ああだったことは私がとても気に病んでしまったけれど、相手は全く覚えてなかった。ということを繰り返すから。ただ、私が思いもしなかったところで相手が傷ついていたり、なんてことは月並みにやっぱりある。それなのに「まぁ、いいだろう」と忙しさや気だるさ、惰性に負けてしまうことが増えたなぁと髪を乾かしながら愚考した。
自分なんか所詮何かの代替案の一つでしかなくて選択肢は無数にある。無責任だと言われたらそれまでだけど、責任感を持ったらもったで変わりはいるのに、となるジレンマ。本当はそんなに難しく考えないで、目の前にいる人に穏やかに接するだけでいいのだろうけれど。なかなか、なあ。むずかしいなあ、なんて。
私にとってはダメダメながらも居酒屋さんなんて人の往来が激しいところでアルバイトをしていること自体が奇跡なのだけれども。これって成長って言っていいのだろうか。

これ以上発展がなさそうなので今日はこれで打ち止めとする。